L型擁壁

L型擁壁 とは

L型擁壁とは、ローマ字の「L」の形状をした土留め用の構造物で、高低差がある土地の土を垂直に留める役割を果たします。かかと版の上に載った土と製品の重量で転倒や滑動に抵抗します。

L型擁壁には、大きく分けて「道路用擁壁」と「宅認用擁壁」があります。

「道路用擁壁」は、道路拡幅工事や道路新設工事に用いる擁壁であり、道路土工擁壁工指針に準拠して設計されており、基本的に官地で使用することが多くです。

「宅認用擁壁」は宅地、工場、公園等造成工事に用いられる国土交通大臣の認定品であり、宅地造成工事規制区域ではこの擁壁を使用することが必須となります。基本的に民地で使用するが、官地で用いることもあります。
兵庫県コンクリート製品協会